1. ワーク表面にバリがある場合、測定前にバリを除去する必要があります。そうしないと、測定ツールが摩耗し、測定結果の精度に影響を与えます。
2. 測定工具面、測定面、罫書き線を油砥石、ヤスリ等でこすらないでください。測定保守担当者以外が許可なく測定ツールを分解、再取り付け、修理することは禁止されています。
3.キャリパーの測定爪の先端をスクライブ、コンパス、またはその他のツールとして使用することは許可されておらず、2つの爪を手動でねじったり、測定ツールをクランプとして使用したりすることは許可されていません。
4. 測定器の測定面に手を触れないでください。手に汗や湿った汚れが付着すると、測定面が汚れて錆びます。測定ツールは、測定ツールの損傷を避けるために、他のツールや金属物質と混合してはなりません。
5. 測定器の保管場所は、清潔で乾燥し、振動や腐食性ガスのない場所で、温度変化幅の大きい場所や磁場から離れた場所に保管してください。測定ボックスに保管されている測定ツールは、清潔で乾燥しているものとし、その他の雑貨は保管してはなりません。
6. 測定器の使用後、長期間(1 ヶ月以上)使用しない場合は、表面の汚れやアルミ片を拭き取り、締結具を緩め、測定面に防錆油を塗布してください。測定ツールを使用しないときは、保護ボックスに入れる必要があります。フルタイムで使用する特別な担当者を割り当て、権威あるユニットによってテストされた測定ツールの年次監査記録を作成することをお勧めします。